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各研究部門からのお知らせ

【試験販売終了しました】青森サーモンのブランド化へ向けて!試験販売実施中!

食料科学研究部門

2021.11.08

弘前大学地域戦略研究所は、令和3年11月8日(月)から約2ヶ月間、不定期で「青森県産トラウトサーモン(青森サーモン)」を使った西京焼きを弘前大学生協の食堂にて試験販売しています。

 

日時:令和3年11月8日(月)~約2ヶ月 不定期

場所:弘前大学生活協同組合 文京食堂Horest(大学会館1階)

時間:平日11:00~19:30 土曜日11:00~14:30,17:00~19:30(各日予定数に達し次第提供終了)

対象者:弘前大学生協組合員 大学構成員 大学来訪者

価格(組価):264円  アンケート回答の依頼有り

メニュー(提供食数):青森サーモン西京焼き(2,000食)

 

青森サーモンは、青森県深浦町と今別町で養殖しているトラウトサーモン(ニジマス)です。水産食品加工のオカムラ食品工業と深浦町、弘前大学地域戦略研究所が連携協定を締結し、2014年にサーモン養殖実証事業を開始、2017年に今別町での養殖も始め、2019年から本格出荷しています。1企業体によるトラウトサーモンの生産量としては、国内トップを誇っています。青森の冷たい海で育つことで身がしまり、色鮮やかで程よく脂がのった青森サーモンは、見た目も味も抜群です。

同研究所では、経済産業省「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」の支援を受け、サーモン養殖に必須である、ふ化、中間育成及び海面生産の3工程のうち、中間育成魚(※)の育成に関する研究に携わっています。中間育成魚の供給不足を解消し、海面生産の低コスト化、大規模化を実現するため、少量の水資源で高密度に生産が可能な、日本初となる屋外循環式の「大規模中間育成魚高密度生産システム」を研究開発しています。

※中間育成魚:海面生産に適した大きさまで育成した魚

今回の調査は、青森サーモンの大規模生産を推進するにあたり、最終消費者に受け入れられるサーモンメニューを開発することを目的に実施しています。販売するメニューは、同研究所と連携協定を結んでいる函館短期大学付設調理製菓専門学校と共同開発し、昨年度のモニター調査で提供した6種類のメニューの中からアンケート結果等を踏まえ「西京焼き」に絞り込みました。弘前大学生協の協力のもと、弘大生協組合員、大学構成員、大学来訪者を対象に販売し、アンケート回答をお願いしています。いただいたご意見は研究開発の現場にフィードバックし、「青森サーモン」を世界で通用するブランドにするための課題抽出に活用させていただきます。是非この機会にご協力をお願いいたします!

※令和3年11月8日(月)~13日(土)は生協まつり2021にあわせての実施となります。

 アンケート回答にご協力願います!

 地域戦略研究所 福田覚准教授

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